【生き物】コオロギを飼う ⑭養殖完全マニュアルその2(~2回脱皮まで)

どうも、たかしです。

コオロギ養殖完全マニュアル第二回では、若齢幼虫飼育ケージのメンテナンスの仕方と、2回脱皮してから飼育ケージを移動させるまでの流れを解説していきます。


【これまでの記事】

「【生き物】コオロギを飼う ①お迎え」
「【生き物】コオロギを飼う ②設置」
「【生き物】コオロギを飼う ③2日目」
「【生き物】コオロギを飼う ④3日目​」
「【生き物】コオロギを飼う ⑤4日目」
「【生き物】コオロギを飼う ⑥繁殖準備」
​「【生き物】コオロギを飼う ⑦産卵」
「【生き物】コオロギを飼う ⑧水場・産卵床改造」
「【生き物】コオロギを飼う ⑨採卵、孵化準備」
​​「【生き物】コオロギを飼う ⑩卵の変化の様子から孵化まで」
「【生き物】コオロギを飼う ⑪孵化後の飼育環境」
​​「【生き物】コオロギを飼う ⑫巨大飼育ケージ作り」
​​「【生き物】コオロギを飼う ⑬養殖完全マニュアルその1(孵化直前・直後)」


①仮飼育ケージのメンテナンスの仕方

幼虫が最初の脱皮をする頃には、仮飼育ケージ内が結構汚れてきている物と思います。

若齢幼虫の糞は、よく見ないと分からないような極小の粒で、そこまで目立つものではありませんが、それでも大量に集まればそれなりに汚くなってきます。そしてそれ以上に、大量のコオロギの脱皮殻が一層ケージ内の小汚さを際立たせることになります。

ですので、基本放置が望ましい仮ケージも、このタイミングで一回ぐらいはメンテナンスをした方が良いと思います。丁度水が減ってくる時期でもあると思うので、これを機に水替えもしてしまえば一石二鳥です。


容器に余裕のある場合は、先に引っ越し先の仮ケージを用意しておくとメンテナンスが楽です。


メンテナンスをする場合には、大きめの衣装ケースやタライの中で作業をすることを強くお勧めします。引っ越しの際に脱走が頻発するのですが、一度床に落ちてしまった若齢幼虫を捕まえるのは至難の業です。素手で握ってはつぶれてしまいますし、ぴょんぴょんと跳ねてすばしっこい幼虫に翻弄されて非常に煩わしい思いをします。


まず産卵床を移動させます。コオロギを移動させた後から産卵床を移動させてしまうと、幼虫をつぶさないよう非常に気を使うことになってしまうので、必ず最初に移動させましょう。

その後、水場に張り付いている幼虫をこそげ落したり、ケースの底に張り付いている幼虫たちを移動させてメンテナンスは完了です。
この時、自分からなかなか移動していかない幼虫を動かすのに、筆を使うのがおススメです。


筆は100均のもので十分ですが、できるだけ筆先の柔らかいものを選びましょう。固いものだと、幼虫をつぶしたり傷つけてしまったりする危険性があります。


②本飼育ケージへの移動

幼虫が2回脱皮するくらいのタイミングで、本格的な飼育ケージへの引っ越しを行います。

このぐらいになってくると体もしっかりしてきて、床材の中に潜り込んで行ってしまうということもありませんし、十分成虫と同じ環境でも生きていけるようになってきているはずです。




移動のさせ方については、基本的に仮ケージのメンテナンス時と同じ感じです。詳しくは​こちらの記事​でも説明していますので、よろしければご覧ください。

巨大なケージに幼虫を一斉に入れる場合には、大体同じくらいの大きさのコオロギを入れないと、小さいコオロギが共食いの対象になってしまいます。理想を言えば全く同じ時期に生まれてきた幼虫たちだけ入れるのが望ましいですが、そこまで揃えなくても大体年齢差1週間以内ぐらいだったら同じケージに入れても問題ないと思います。

たった一週間差でも結構体格の違いが出るものですが、幼虫はすばしっこいので早々食べられることはありません。


エサ皿は紙製でかつ底浅なものが望ましいです。このぐらいの大きさの幼虫は、ちょっとぐらいの段差ならあっさり乗り越えてくるのでそこまで気を使う必要はありませんが、できるだけ登りやすいものを準備してあげた方が安心です。


僕の場合は、ちょうどいい広さと浅さの皿が見つからなかったので、100均の紙製フードカップの縁を切った物を使用しています。


そこまで飼育個体数が多くないのであれば、紙コップの縁を切った物でも十分だと思います。

③まとめ

以上で若齢幼虫の育て方の説明は終わりです。ご参考になりましたでしょうか?

コオロギの繁殖が成功するかどうかは、もちろん成虫がたくさん卵を産んでくれるかどうかも大事ですが、それ以上に生まれてきた幼虫の死亡率をいかに下げるかにかかっていると僕は思います。

そのためにも、より効率的で、より幼虫にとって居心地の良い環境を作れるよう、今後も研究を続けていきたいところです。



ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。


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